人生の残量を知るということ

「あと何年、生きられるだろうか?」

そう聞かれて、明確に答えられる人はいません。
けれど、「あとどのくらいかもしれない」という仮定を持つことは出来るはずです。

たとえば、人生100年時代と言われる現代。
もし自分が100歳まで生きると仮定すれば、今が自らの人生の何%地点なのかを知ることが出来ます。

私は今、29歳。
100年のうちの29年が経過したということは、すでに29%を消化していることになります。
つまり、残り71%。71年(仮)

もちろん、これは仮の話です。
明日急に命を終えてしまうかもしれないし、120歳まで生きるかもしれない。
しかし、この「仮のゴール」が頭の中にあることで、見えてくることがあるはずです。

残量を知ると、今が際立つ

人生は砂時計のようなもの。
上から落ちてくる砂の量は誰にも見えないけれど、下に溜まった砂の量は誰でも見える

そして、多くの人が「まだまだある」と思っているうちに、
いつの間にか“残りわずか”に差しかかっていたりもするし、しなかったりもする。

だからこそ、今の自分の位置を認識することが大切だと思うのです。
何も焦る必要はないけれど、「自分は今、人生のどの辺に立っているのか」
それを意識するだけで、毎日の選択が少しずつ変わってくるのではないかと思います。

“今”を積み重ねるしかない

時間は戻らない。
でも、これから先の時間をどう過ごすかは自分で選べる

SNSに流される時間も、だらだらスマホを見る時間も、
それは全部、有限な残量から差し引かれていく。

「本当にこれでいいのか?」
「この過ごし方で、自分は納得できるのか?」

そんな問いを、自分に向けるためにも、
人生の“残量”をときどき見つめ直してみるのは、すごく大切だと思います。

最後に

人生に正解はありません。
でも、限られた時間をどう使うかという問いには、
人それぞれの“納得解”があると思っています。

まずは、今の自分がどこにいるのかを知ること。
そこから全てが始まるんじゃないでしょうか。

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